東野圭吾

物語の考察

『幻夜』水原雅也はなぜ、美冬から離れられなかったのか、『白夜行』の姉妹作が描いた、使われる側の話

東野圭吾『幻夜』を水原雅也の視点からネタバレ考察。震災の朝から約五年、なぜ新海美冬に利用されても離れられなかったのか。密造銃が暴発する結末、美冬の正体、『白夜行』との違いや唐沢雪穂との関係まで読み解きます。
物語の考察

『殺人の門』田島はなぜ、あの男を殺せなかったのか、音羽が考えた、くぐれなかった門の話

東野圭吾『殺人の門』の田島和幸(たじま かずゆき)と倉持修(くらもち おさむ)。人生を壊され続けても、なぜ田島はあの男を殺せなかったのか。殺意と実行のあいだにある距離を音羽が考えました。
物語の考察

『虚ろな十字架』死刑は誰を救うのか、音羽が考えた、浜岡小夜子が書き続けた理由

東野圭吾『虚ろな十字架』の浜岡小夜子(はまおか さよこ)と中原道正(なかはら みちまさ)。娘を殺された母が、なぜ死刑を求め続けたのか。遺族にとって死刑は救いになるのかを音羽が考えました。
物語の考察

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』松岡克郎は報われたのか、音羽が考えた、売れなかった歌の話

ナミヤ雑貨店の奇蹟の松岡克郎(まつおか かつろう)とはどんな人物か。魚屋の長男が音楽を選び、丸光園の火事で命を落とすまで。浪矢雄治の返事と「再生」というタイトルの意味を音羽が考えました。
物語の考察

『白鳥とコウモリ』被害者の娘と、加害者の息子、音羽が考えた、父たちが残した夜の話

白鳥とコウモリの倉木達郎(くらき たつろう)とは何者か、なぜ自分から罪を認めたのか。被害者の娘・白石美令と加害者の息子・倉木和真、二人の視点から、タイトルの意味と父たちの沈黙を音羽が考えました。
物語の考察

東野圭吾『手紙』弟は兄を憎みきれなかった、音羽が考えた、届き続ける手紙の話

東野圭吾『手紙』のラストの意味を考察。刑務所の慰問ライブで直貴は兄・剛志を許したのか。届き続ける手紙は謝罪か呪いか、平野社長の「差別は当然だ」という言葉、タイトルの意味まで、弟・直貴の視点から音羽が書きました。
物語の考察

『夜明けの街で』渡部はなぜ一線を越えたのか、音羽が考える、誰にでもある弱さと代償

東野圭吾『夜明けの街で』を考察。不倫を軽蔑していた渡部亘はなぜ一線を越えたのか。仲西秋葉が抱えた十五年前の事件、3月31日の時効、本条麗子の死の真相と、後味の悪いラストまで。2011年の映画版との違いも。
物語の考察

『秘密』直子はなぜ最後に嘘をついたのか、音羽が考える、手放すことで守った愛

東野圭吾『秘密』のラストを考察。平介が気づいた指輪の仕掛け、直子は裏切ったのか、藻奈美はどうなったのか。杉田直子(なおこ)と藻奈美(もなみ)の読み方、タトゥーは原作にない話まで音羽が書きました。
物語の考察

『白夜行』雪穂は本当に冷たい女だったのか、音羽が考える、太陽のない二人の絆

『白夜行』のタイトルの意味は何か。白夜は太陽が沈みきらない現象、「行」は歩き続けること。雪穂が子どもの頃に何をされたのか、その後、亮司の「手が小さいんだな」、最後の一文まで、東野圭吾の代表作を音羽が考察します。
物語の考察

『容疑者Xの献身』石神哲哉のこと、音羽が読んで、いまだに落ち着かない話

容疑者Xの献身の石神哲哉(いしがみ てつや)とはどんな人物か。数学教師が隣人の花岡靖子のために何をしたのか、湯川学との関係、最後の場面まで。献身という言葉では足りない、と音羽は考えます。