本屋大賞

物語の考察

『ザリガニの鳴くところ』カイアは強かったのか——音羽が考えた、置いていかれた側の話

『ザリガニの鳴くところ』をカイアの視点から考察。六歳でひとりになった湿地の日々、学校に行った一日、タイトルの意味、そしてあの結末の受け取り方について書きました。※ネタバレあり。
物語の考察

『52ヘルツのクジラたち』聴こえない声のこと——音羽が読んで考えたこと

町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』を、主人公・三島貴瑚の視点で考察。誰にも届かなかったSOS、アンさんがくれた「聴こえるよ」、そして声を失った少年との出会い。本屋大賞作品を音楽(考察MUSIC)とともに読み解きます。
物語の考察

『流浪の月』更紗にとって、あの二か月は何だったのか——音羽が考える、事実と真実のあいだ

凪良ゆう『流浪の月』の家内更紗(いえうち さらさ)と佐伯文(さえき ふみ)。十歳の夏の二か月は、誘拐だったのか。事実と真実はどう違うのか。更紗の側から音羽が考えました。
物語の考察

『そして、バトンは渡された』梨花はなぜ説明しなかったのか——音羽が考える、渡すという愛のかたち

瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』を考察。梨花(りか)はなぜ、優子に何も説明しなかったのか。変わっていく名字と、渡すという愛のかたちについて。
物語の考察

「娘の死は、事故ではない」——『告白』森口悠子という母の静かな復讐

湊かなえ『告白』の森口悠子(もりぐち ゆうこ)。娘の愛美を殺した渡辺修哉と下村直樹に、なぜ牛乳という形で復讐したのか。最後の一文の意味まで、音羽の視点から考えました。
物語の考察

「弱さを知る者だけが、人を育てられる」——『同志少女よ、敵を撃て』イリーナという教官の孤独と覚悟

逢坂冬馬(あいさか とうま)『同志少女よ、敵を撃て』の教官イリーナ・エメリヤノヴナ・ストローガヤ。なぜセラフィマの村を焼き、憎まれる役を引き受けたのか。弱さを知る者だけが人を育てられる、という話を音羽が書きました。
物語の考察

愛したから、離れた——『汝、星のごとく』青埜櫂という男の恋愛論

凪良ゆう『汝、星のごとく』を考察。青埜櫂(あおの かい)はなぜ浮気をしたのか、櫂は最後どうなったのか、暁海(あきみ)の読み方とタイトルの意味。横浜流星×広瀬すず、藤井道人監督の映画版(2026年10月9日公開)の情報もまとめています。