長野県の北部に位置する「地獄谷野猿公苑」(じごくだにやえんこうえん)は、温泉につかるニホンザルが見られることで有名です。
ここに来れば、必ずニホンザルが見れます、ニホンザルはその名の通り日本全国に生殖していますが殆どが山奥にいて、あまり見る機会は在りません。
偶に都心にも出没する事も在りますが、人間を翻弄して山に去っていきます。
この「地獄谷野猿公苑」は野生の猿ですが、一定のレベルで人間が管理しているのも事実です。
近年はこの地域全体でニホンザル被害が出ていて社会問題にもなっています。
奈良の鹿も似たような問題があり、野生動物と人間の距離感について考える問題でもあります。
奈良県は神社と人間と鹿が共存する町、シカは会いに行ける野生動物
わたしは動物が好きで色々な所に行って野生の猿を目にしていますが、野生の猿は毛並みが綺麗です。
それに引き換え動物園の猿は毛並みが荒れてる傾向に有るように感じます。
動物園を否定はしませんが、猿の場合は人工的な山『猿山』を作り狭い空間で数十匹が暮らしています。
ちなみに、この『猿山』で猿を飼育しているのは日本独自の悪しき飼い方で、非常に閉鎖的な空間なので猿達のストレスか大きいかと思います。
それが毛並みに現れてるようです。
そんな野生の猿と動物園の猿との違いを感じながら、地獄谷野猿公苑のニホンザルの生態を観察するは凄く勉強になると思います。
地獄谷野猿公苑のニホンザルの毛並みは凄く綺麗でフワフワした感じです、写真も載せてるの見てもらえたら分かると思います。
地獄谷野猿公苑へ行き方
電車・バスの場合
地獄谷野猿公苑へは、長野電鉄湯田中駅からながでんバス上林線の「上林温泉」バス停で下車、もしくは長野駅・飯山駅からの志賀高原行き急行バスの「スノーモンキーパーク」バス停で下車し徒歩約40分。
マイカーの場合
上山温泉の専用駐車場から徒歩約30分となります。冬季は地獄谷周辺の道路が通行止になるのでご注意を!
わたしの場合は渋温泉旅行をかねて地獄谷野猿公苑へ行きました。
渋温泉街は、映画やテレビで見た感じのある昭和の温泉街って感じでレトロ感満載でした。
っで、温泉に入ったんだけど、これがビックリするほど熱くって、旅館の温泉もだけど、外湯って言って温泉街に数か所ある温泉も入ったんだけど、まさに地獄温泉でした。
Snow Monkey
地獄谷野猿公苑へは、近くまでは送迎バスか車で行くことになります、車は無料の駐車場があり、そこからは徒歩、約1.6キロ 30分で着きます。
軽いハイキング的な感じですが冬季は雪道なのでスノーブーツ等は必要になります。
わたしが言った時期はコロナ禍の前の時期だったので、人は沢山いました。
周りを見渡しても明らかに日本人よりは外国から来た人が多かったです。
カメラも、CANNON 1Ⅾ とかNikon D6 フラグシップカメラを持ってガッツリと三脚立てて撮影していました。
ここに来る人は普通の観光客の他に、写真撮影を楽しんでいる方も多かったです。
ここで注意は、ニホンザルは温泉に入ることで有名ですが、いっつも入って居る分けでありまでん。
当たり前ですが、温泉に入るか入らないかは猿が決める事なので、わたしが行った時も入って無く、数時間粘った結果、やっとは入ってくれた時は凄く感動しましたし凄く可愛かったです。
ニホンザルが温泉に入るのは寒さを癒すために入って居るので、暖かい日は温泉に入る頻度は減ります、なので極寒の日に行けば高確率で温泉に入るニホンザルを見れそうです。
まとめ
関東方面より 関越・上信越自動車道
練馬IC—藤岡JCT—更埴JCT—信州中野IC—渋温泉 所要時間:約3時間
関西・中京方面より
中央自動車道
吹田IC—小牧JCT—岡谷JCT—更埴JCT—信州中野IC—渋温泉
大阪より所要時間:約5時間50分
名古屋より所要時間:約3時間50分
北陸自動車道
吹田IC—米原JCT—金沢東IC—上越JCT—信州中野IC—渋温泉
大阪より所要時間:約w7時間10分
金沢より所要時間:約3時間10分
WORLDクラスの観光地
世界中から注目の観光地を日本人が行かないのは勿体ないです。
この先も永遠に地獄谷野猿公苑が存在するとは限りません、地球の異常気象で温泉が出なくなる可能性もあります。
是非とも行けるうちに渋温泉に泊まり、スノーモンキーを生で見ることを勧めます。