厳寒の知床半島へ・流氷船に乗ってオオワシとオジロワシを撮影

旅行が好き

北海道の野鳥撮影スポットの宝庫です、本州ではめったに見られないの野鳥を撮影する事が出来ます。

天然記念物に指定さているオオワシやタンチョウをはじめ、ハクチョウなど、野鳥が沢山見る事が出来ます。

海外ではオオワシ等の野鳥を流氷と共に撮影する為には、移動アクセスや滞在場所の確保など課題があり、時間とお金が多く掛かり、尚且つ撮影出来ない事もあります。

北海道ならそれらの問題はほぼ解決出来ているため、世界中から様々な撮影クルーが訪れています。

そして、北海道ならではの美しい自然と併せて野鳥を撮影できる点もポイントです。

オオワシ

撮影地、羅臼(らうす)へ

流氷船

北海道以外から羅臼への行き方は、飛行機なら中標津空港から行くのがお勧めです。

女満別空港からも行けますが、中標津より遠いので船の乗船時間に間に合わせるのは早朝に宿泊地を出発する事になります。

女満別でも中標車での移動で雪道を走る事になる可能性が高いので時間的なリスクを十分に考えてスケジュール管理しなくてはいけません。

流氷船クルーズへの申し込みが必要なのですが、このクルーズを実施している会社は3つあります。

値段はコースや時間によって多少変化はありますが、写真撮影コースで約一万円くらいです。

良い日程や時間帯は数ヵ月前から予約は埋まるので、行く事が決まれば飛行機のチケットと並行してクルーズ船の予約をする方が無難かとおもいます。

また、当日の海の荒れ具合を考慮し、前日にクルージング開催是非の判断をされる場合はがあります。

折角遠くから来ても自然現象には逆らえません、なので旅行日程の二日間は羅臼のクルーズ船に充てておいた方が中止で撮影出来ないリスクは減ると思います。

また二日間撮影出来ると、撮り方のバリエーションも増え歩留まりも良くなるので、時間とお金が許すなら連日撮影が絶対にお勧めです。

オジロワシ

撮影にあたり

オオワシやオジロワシの撮影は真冬の船の上からです、当然寒いので防寒着は必ず必要になります。

そして船の上からの撮影となるので三脚は極力避けた方が良いと思います(使用禁止の船もあり)周りの人にも迷惑になりますし、狭い船での移動の足かせにもなりかねません。

カメラのレンズですが、600mmはオオワシのアップなら良いけどそれ以外はあまり必要ない気がしました、なによりカメラが重たくなるので撮影時の機動力が悪いです。

感覚的には100-400mm ズームレンズが重さ的にも画角的にも良いと思います。

オオワシは流氷の上に居るので、望遠レンズ以外に広角レンズがあれば綺麗な景色も合わせて撮り易いです。

しかし、撮影中にレンズ交換する場合は船が揺れたり、手が冷えて動きずらくレンズを落とすリスクもあるので出来ればカメラは2台体制で望遠レンズと広角レンズを準備しておくのが望ましいです。

下記でも野鳥撮影につて解説しています。

冬の使者、ハクチョウを撮る・止めて撮るか?ブラして撮るか!

極寒の中、雪の中を舞うタンチョウを写真撮影するため北海道釧路市へ

望遠レンズは一眼カメラの醍醐味、野鳥撮影で楽しむ600mm の世界

まとめ

  • 流氷船に乗って撮影するなら羅臼観光船を早い段階で予約する(予約は直ぐに埋まるので早めに)
  • 宿泊地は中標津が便利、女満別はちょっと遠いので冬の北海道での早朝の移動はリスクあり。
  • レンズは 100-400mm が取り回しが楽で最適なレンズ。
  • 流氷が来ていない場合は船は沖に出なく湾岸での撮影になる場合がりワシとの距離も近い。
  • カメラは2台体制、広角レンズもあると流氷の綺麗な景色も撮り易い。

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