わたしは旅行が大好きなのでいつも旅行の計画をたてています。
行先はその時の気分次第で、南は沖縄から北は北海道まで飛行機のチケットが取れて仕事の都合が合えば、カメラ片手に行ってます。
取りあえず、行先の観光スポットを調べて行きます。
特に絶景場所があれば最優先で行きます、そうなんです、取りあえずはベタな所が好きなんです。
でも・・・・・
なんか、違う 絶景って書いてたけど、全然絶景じゃない・・・
旅行誌るるるには「死ぬまでに見ておきたい」って書いてたけど・・・全然、絶景じゃない
お客さん、ここは日の出一時間後で、雲は「うろこ雲」更に気温が氷点下3℃なら絶景が見れます!
そんな奇跡的なタイミングって、みれないじゃん!!
そうなんです、絶景スポットで紹介されてる写真は、極端な例ですが「奇跡の一枚」レベルの写真なんです。
その「奇跡の一枚」の写真だから集客力があるんです。
がっかりスポットとは
がっかりスポットとは、期待して訪れた観光スポットが、期待に反してがっかりするような内容や雰囲気であることを指します。
例えば、有名な観光地であるはずの場所が実際には規模が小さかったり、綺麗な写真が撮れると期待した場所が現地ではそうでもなかったり、予想以上に混雑してたりすることがあります。
そのスポット自体には魅力があるが、周辺環境やアクセスが悪く不便で道のりが苦痛で、さらに料金が高すぎるなど・・・がっかりの原因となることもあります。
絶景スポットとは
「絶景スポット」とは、その場所の驚くべき景観や風景によって、人々を魅了する場所を指します。
美しい自然の景色、歴史的な建造物、珍しい地形など、その地域ならではの特色がある場所が絶景スポットと呼ばれています。
絶景スポットは、観光客が訪れるだけでなく、地元の人々にも愛される場所であり、人々の心を癒し、感動を与える場所としても知られています。
また絶景スポットは、集客力があるので観光産業にとって重要な役割を果たし、地域経済の発展にも貢献しています。
絶景に行くのはハードルが高い
極端な場所ですが様々な絶景場所の一例を挙げています。
全ての絶景スポットの共通点は、行くのも見るのも体験するのも、それなりにハードルが高いって事です。
絶景場所の共通点
- 高い (山の山頂とか・・・)
- 寒い (流氷や白川郷・・・)
- 暑い (火山の噴火口・・・)
- 遠い (小笠原諸島、「神宿る島」沖ノ島・大島・・・)
- 深い (深海や洞窟・・・)
- 恐い (下ノ廊下・上ノ廊下・・・)
例えば、山岳地帯や離島、森林や沼地など、アクセスが困難な場所や自然環境が厳しい場所には、行くには時間や費用、体力や技術、装備などについての準備が必要です。
しかし、絶景写真は、それだけの労力や時間を費やした分、それだけ価値があるとも言えます。
また、昔に比べ交通手段の発達により、以前よりも多くの人が絶景を目指すことができるようになっています。
そして、ハードルが高くても、そこで撮影された写真には、その場所ならではの美しさや魅力が詰まっているため、多くの人に感動を与えることができます。
絶景写真は、自分自身が行った場所を思い出したり、新たな旅の目的にしたりすることができるため、その魅力に惹かれる人が多くいます。
がっかりを絶景に、撮影時間が大事
絶景を撮影する際には、時間帯が非常に重要な要素の一つです。
時間帯や季節によって、同じ場所でも全く違った印象の絶景が見られることがあります。
例えば、日の出や日没の時間帯は、柔らかく美しい光の表現が得られ、写真や映像撮影に最適な時間帯とされています。
また、天候によっても絶景の印象が大きく変わることがあります。晴れた日には青空や白い雲が美しく、雨の日には雲の重なりや霧の表現が印象的になることがあります。
そのため、絶景を撮影する際には、事前に天候や撮影場所、季節、時間帯などを調べ、適切なタイミングを見極めることが大切です。
また、撮影に必要な機材や技術、センスなども磨くことが、絶景写真を撮影するためには重要です。
撮影タイミングが絶景を作る
絶景写真を撮るタイミングは、場所や天候、季節によって異なりますが、一般的には以下のような時期がおすすめです。
①マジックアワー:朝日が昇る直前の時間帯(日の出前)と、夕陽が沈む直前の時間帯(日没後)の「マジックアワー」は、柔らかく美しい光が得られるため、絶景写真に最適な時間帯とされています。
②青い時間帯:夜明け前や夜が明けた直後の時間帯を「青い時間帯」と呼びます。この時間帯には、空が青みがかっているため、コントラストの高い美しい写真を撮影することができます
③薄明かりの時間帯:日の出前や日没後、太陽が地平線の下にある状態の時間帯を「薄明かりの時間帯」と呼びます。この時間帯は、太陽の光が地平線から伸びているため、空に美しい色調が現れます
④季節や天候に応じた時期:季節や天候によっても、絶景写真を撮影するのに適した時期が異なります。例えば、春は桜や新緑が美しい季節であり、夏は夕暮れ時に美しいサンセットを撮影できます。また、雨後の虹や雲海、雪景色なども絶景写真として人気があります。
絶景写真を撮影する際は、天候や撮影場所、被写体などを考慮して、適切な撮影計画を立てることが重要です。
マジックアワーでのススメ
マジックアワー(Magic Hour)とは、朝日が昇る直前の時間帯(日の出前)と、夕陽が沈む直前の時間帯(日没後)を指します。
この時間帯は、光の色合いが柔らかく、美しい光の表現を得られることから、写真や映像撮影に最適な時間帯とされています。
マジックアワーでは、太陽が低く傾いているため、太陽光が長い距離を通過することで、大気中の粒子による散乱が起こります。
この散乱によって、光の色合いが柔らかくなり、青みがかった色合いからオレンジやピンク、紫などの色調に変化します。
また、太陽光が直角に当たるため、被写体に対して長い影ができることも特徴的です。
マジックアワーの時間帯は、季節や場所によって異なりますが、おおよそ日の出前30分~日の出後30分、日没前30分~日没後30分の時間帯を指します。
ただし、天候や気象条件によっても光の色合いや表現は異なるため、撮影する場合は天候や撮影場所、被写体に合わせた撮影計画が必要です。
逆光でのススメ
逆光での写真撮影にはいくつかのメリットがあります。
1.シルエット効果:逆光の状況で被写体を撮影すると、被写体と背景とのコントラストが高まります。被写体が暗くなり、背景が明るくなるため、被写体の形状がシルエットとして美しく表現されます。
2.表現力の向上:逆光状態では、被写体の表情や雰囲気が強調され、ドラマティックな印象を与えることができます。また、太陽光の反射によってボケやフレアが発生することもあるため、写真に独自の雰囲気が生まれます。
3.独特の色合い:逆光によって、被写体に夕日のようなオレンジや赤の色合いが出ることがあります。また、太陽光が直接レンズに入ることで、写真に金色のハイライトが生まれることもあります。
しかし、逆光での撮影にはいくつかの注意点があります。
逆光で撮影する場合は、露出の調整や反射を防ぐためのレンズフードの使用など、適切な撮影方法を用いる必要があります。
また、適切な条件で行わないと、被写体が暗くなってしまったり、レンズに光の反射が生じたりすることもあります
しかし、被写体が暗くなる場合はRWA撮影がお勧めです。
そして、暗くなった写真でもある程度はレタッチソフト・Lightroom等で修正は可能です。
写真のレタッチ・写真加工は化粧と似てる、どんな写真も綺麗に蘇る魔法
まとめ
絶景写真を撮るためには、以下のポイントを抑えることが重要です。
撮影場所の選定
絶景写真を撮る場所を選ぶ際には、周囲の景色やアクセスのしやすさ、安全性などを考慮し、事前に下見をしておくことが大切です。
撮影のタイミング
時間帯や季節、天候によって絶景の印象が大きく変わるため、事前に調べて適切なタイミングを見極めることが重要です。マジックアワーなどの特定の時間帯や、天候が変化する瞬間を狙うことも有効です。
機材と技術
絶景写真を撮影する際には、カメラやレンズ、三脚などの機材が必要です。また、露出やピントの調整、コンポジションの設定など、基本的な撮影技術を習得することも大切です。
アイデアとセンス
同じ場所や被写体でも、独自のアイデアやセンスで撮影することで、個性的で印象的な絶景写真を撮影することができます。
以上のポイントを意識すれば、近くの見慣れた景色であっても、自分なりの絶景写真を撮影することができます。